農業の女神 Ceres 2004 6 11
農業の工業化が必要です。
ビルや工場で、農産物を生産するようなシステムが必要です。
多くの人は、「農産物は自然の恵みがいい」と言います。
しかし、その割には、自然の恵みに対して感謝をしていないのです。
人間は、自然の恵みから、農産物を奪い取るだけでしょうか。
いずれにせよ、人類は、自然の恵みに頼って生きていくのは無理です。
世界人口は、60億人でしょうか。
しかし、このままでは、80億人にも100億人にもなります。
現状では、「自然の恵み」は、100億人も支えることはできないのです。
こうした問題について、自然災害や戦争によって、人口を調整していくのか。
それとも、技術革新によって、食糧問題を解決していくのか。
人類は、分水嶺にあると言えます。
農業革命 agricultural revolution 2004 6 2
21世紀において、農業は有望と言えます。
しかし、日本の農業は、相変わらず、旧態依然のままです。
また、行政も、旧態依然のままです。
やがて、農産物を、工場やビルの中で生産するようになるでしょう。
背広を着たサラリーマンが、大きなビルの中にある会社に出勤する。
そのビルでは、農産物を生産しているという未来が来るかもしれません。
しかし、日本の農政や農家は、旧態依然のままですから、
こうした未来は、外国で実現するかもしれません。
世界の人口を考えれば、食糧問題の解決が必要です。
今後も、世界の人口は増え続けるでしょう。
しかも、大規模な自然災害や異常気象が発生する可能性があります。
こうしたことを考えれば、工場やビルの中で、農産物を生産することを考えるべきです。
LED農場 LED farm 2004 6 13
今日(2004年6月13日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「ハイテク農業」
「LEDで育てる野菜工場」
「発光ダイオード(LED)を使った野菜の育成装置」
「赤、青、緑、近赤外線の4種類のLEDを、照明に利用する」
「密閉した施設で、野菜を栽培する野菜工場は、
季節や天候に左右されず、出荷できる」
こうした装置で、野菜を育てれば、
無農薬で育成できるかもしれない。
LEDならば、蛍光灯に比べて、省電力で、
なおかつ、寿命が長いでしょう。
さらに、光量を、コンピューター制御するのが楽でしょう。
将来は、超高層ビルが、野菜工場だった。
そういうこともあるかもしれない。
新宿の高層ビル街に、
野菜工場のビルを建設するということも、
あり得るかもしれない。